カナダの宗教| 移民が多い国で宗教はどうなっているの?

カナダというと、移民の国という印象があります。そんな国では、宗教はどうなっているのでしょうか。

やはりキリスト教徒が多数を占めるのでしょうか。あるいは、他の宗教の信者もかなり多いのでしょうか。

Notre-Dame-des-Victoires Church

Notre-Dame-des-Victoires is a small Roman Catholic stone church in the Lower Town of Quebec City. Construction was started in 1687 on the site of Champlain’s habitation and was completed in 1723.

やっぱりキリスト教徒が多い

2011 National Household Survey という調査によると、カナダでは、キリスト教徒が全体の約7割を占めるようです。Roman Catholicism が39.0%で、その他のキリスト教徒が28.3%という内訳です。

キリスト教以外だと、Islam が3.2%、Hinduism が1.5%、Sikhism が1.4%、Buddhism が1.1%、Judaism が1.0%と続きます。

そして、無宗教が23.9%です。

イスラム教徒の割合は増加傾向

2001年の国勢調査では、イスラム教徒の割合は2%でした。ということは、10年間で1.5倍以上に増えたという事ですね。2011年から今までに、さらに増えている可能性もあります。

ヒンドゥーが多いのはなぜ?

ヒンドゥーが多いのは、インドと同じ英連邦に入っている影響でしょうか。ちょっとよく分かりません。

ユダヤ教徒は意外と少ない

そして、前のページでも書きましたが、ユダヤ教徒は意外と少なくて1%程度です。アメリカだと全人口の2%以上がユダヤ人です。

逆に、イスラム教徒の割合は、アメリカよりも大きいようですね。アメリカだと1%ほどにとどまるようですから。

アメリカ人程敬虔ではないカナダ人のキリスト教徒

ちなみに、カナダでは、キリスト教徒もアメリカ人程は敬虔では無いようです。教会に「全く通わない、もしくはほとんど行かない」という人が38%もいるのだとか。(ウィキペディア)

余談ですが

全くの余談ですが、日本で同じような調査をした場合は、どうなるのでしょうか。日本人の場合、神社にもお寺にもお参りに行くという人は少なく無いですよね。

実際、2012年のザ・ワールド・ファクトブックによると、神道の割合が99%で仏教の割合が88%と出ています。これだと円グラフで表すことが出来ませんね。


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