講師がネイティブの外国語教室に通うメリットに次の2点だと思います。
・作文の誤りを正してもらえる
・発音の誤りを正してもらえる
こういうのは、日本人講師よりもネイティブ講師の方が優れているでしょう。
こういうメリットを最大限に享受するためには、授業中に積極的に発言する必要があります。
もちろん、フランス語で。
あなたの話したフランス語の意味が通じなかったり、文法や単語が正しくなければ、当然訂正してくれるはずです。
あなたの発音が通じないほど酷ければ、正しい発音を教えてくれます。
ただ、日本人はシャイな人が多いのか、授業中受身になっている人が多いです。
積極的にフランス語を使う事に抵抗を感じる人もいるでしょう。
でも、フランス語を話せるようになるために来ているのですから、発言しないのはもったいないですよね。
安いところでも、1回の授業に数千円単位のお金を払っているのですから。
そうそう、生徒の中にはフランス語で何か言う事を求められると、露骨に嫌な顔をする人もいますね。
ああいう人は、何の為に来ているのでしょうか?
フランス語で話すのが嫌なら、来なければいいのにと思ってしまいます。
趣味で勉強する人のクラスなら、自分の意思で積極的に来ているはずなんですけどね。
不思議です。
外国語学習で大事なことの一つは失敗を恐れない心
どの言語を学んだときにも思ったのですが、外国語を学ぶときには失敗を恐れてはいけません。
間違った事をいうのは、確かに気分が良いものではありません。
でも、人前で間違った事を言って訂正される事で、効率的に学ぶことができるんですよね。
そこで訂正されなければ、自分が考えた文が通じるのかどうか判断できません。
その知識を中途半端なまま放置するのは、上達にとって明らかにマイナスです。
それに積極的にフランス語で発言すれば、講師の心象も良くなります。
当然ですが、講師としては積極的に学んでいる印象を持ちますよね。
そういう生徒を悪く思うはずがありません。
講師と生徒も人と人の関係です。
良い印象を持ってもらうことは、気分よく続ける上で大事なことだと思いますよ。
あと、他の生徒の目も、気にしなくて大丈夫だと思います。
仮に間違った事を言っても、他の生徒は特に何も思わないでしょう。
むしろ、積極的にフランス語を話す事を、うらやましく感じるかもしれません。
あなただって、他の生徒が積極的に話していたら、うらやましいと思いませんか?
1コマの授業で最低○回などと目標を決めてもいいかも
フランス語で発言する事に慣れるまでは、なかなか積極的になれないかもしれません。
そんな人は、1コマの授業で最低3回はフランス語で自発的に発言するなどの目標を決めていいかもしれません。
ノルマを決めておくと、積極的になれるものです。
あとは、教室で使えそうなフランス語のフレーズを、あらかじめ考えておいても良いかもしれません。
授業中に使えそうなフレーズを事前に作文し、それを状況に応じて使ってみるのです。
これだったら、かなりやりやすいのではないでしょうか。
これも難しければ、最初は挨拶だけでも良いかもしれません。
何にしても、最初は抵抗があると思います。
でも、自発的にフランス語が使えるかどうかで、授業の効率がぜんぜん違います。
ぜひ試してみてください。
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