独学を始めて3ヶ月くらい経った頃でしょうか。
ふと、フランス語教室に通ってみる事にしました。
フランス語教室と言っても、本格的なところではありません。
大手のカルチャースクールが、講座の一つとして、週1コマだけ行っているものです。
ここに入った理由は、まさに何となくでした。
カルチャーセンターのパンフレットを手に取り、何となくフランス語の講座を調べてみました。
そうしたら、思いのほか料金が安く、この程度なら通ってもいいかなあと思ったのです。
料金の支払が3ヶ月ごとで、1回の支払額が大きくないのもポイントでした。
授業内容などがよく分からない状態で、10万円以上のお金を払うのは抵抗がありますよね。
それに、まとめて先払いしてしまうと、途中でやめたいときにも不便です。
担任制の語学学校の場合、講師や他の生徒との相性が悪い等の理由で、突然続けるのが難しくなることがあります。
人間同士ですし、講師とは文化的な差もありますからね。
こうした可能性は、考慮しておくべきでしょう。
フランス語の場合、レベルにあった教室に入るのは難しい
私が入ったのは、初心者向けのクラスでした。
既にスタートしていたクラスに、途中から合流した形です。
なぜこのクラスを選んだのかというと、カルチャーセンターですからこのクラスしかなかったのです。
大手の外国語スクールだったら、さすがにもう少し選択肢もあったでしょう。
私が入った時点で、このクラスは開始から半年が経っていました。
開始半年というと、NHKの毎日フランス語なら、1講座が終わります。
3ヶ月間独学しただけの私よりは、さぞかし先にすすんでいるのだろうと思っていました。
1コマ90分の授業でしたから、ゆっくりのペースだとしても、複合過去くらいはやっていると思っていたのです。
ところが実際は、本当に半年勉強したのだろうかと、疑いたくなるようなレベルでした。
基本的な動詞の現在形の活用すら出来ていないレベルなのです。
etre とかavoir も使いこなせないで、この人たちは半年間何をやっていたのだろうと不思議に思いました。
ここで思ったのが、英語以外の外国語は、自分にあったレベルの語学教室に通うのが難しいということです。
英語だったら、レベル別にいくつか講座が用意されているはずです。
その中から、自分にあった講座を見つけるのは容易でしょう。
しかし、その他の言語だとそうは行きません。
講座のほうに自分をあわせるしかないのです。
これは、以前、中国語でも経験した事でした。
中級レベルの教室を探したことがあるのですが、全く見つかりませんでした。
そうそう。
初心者レベル以外だと、自分に合う教室は、さらに見つかりにくくなりそうです。
半過去は分かるけど条件法は習っていないという状態で教室を探したとしましょう。
自分の学習状態にぴったり合う教室は、まず見つからないでしょう。
どこかで自分が調整するしかありません。
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