前のページに関連して、フランス語の発音と綴りの関係を簡単に整理して起きたいと思います。
ちなみに、発音は発音記号ではなく基本的にカタカナで表記します。
発音記号の表示の仕方が分からないもので。
発音記号を読めない人もいるかもしれませんしね。
正確なものを知りたい場合は、辞書を引いてください。
あるいは、前のページで紹介した書籍2冊が参考になると思います。
全てを網羅する事は不可能なので、特に使用頻度が高いものに限って紹介します。
複数の母音字で1音
ai …「エ」
ei …「エ」
au …「オ」
eau …「オ」
eu …Φ,oe
oeu …Φ,oe1
ou …「ウ」
oi …「ワ」
u の発音
u 1文字で発音するときには、「ユ」と発音する。
tu
「ウ」と発音するのは、ou と綴られる時。
vous, jour
e の発音のルール
①音節の終わりがe の場合は軽い「ウ」または無音
②語尾のe は無音
③語頭のe は「エ」
④音節が「e + 子音字」で終わるときは「エ」
ただ、完全にこのルールに従うわけではないようです。
また、「エ」には2つの発音があるので、注意が必要です。
「母音字 + m」「母音字 + n」の発音
「母音字 + m + 母音字」「母音字 + n + 母音字」の場合は鼻母音にならない。
後ろの母音にくっ付いて発音される。
例えば、ami のam は鼻母音ではない。
音節はa│mi 「アミ」と区切られる。
「母音字 + mm」「母音字 + nn」の場合は鼻母音にならないことが多い。
例えば、homme のom は鼻母音ではない。
「母音字 + m + 子音字」「母音字 + n + 子音字」は上の例を除いて鼻母音になる。
例えば、France はan の後にc という子音字が来るので鼻母音になる。
simple はim の後にp という子音字が来るので鼻母音になる。
語末の「母音字 + m」「母音字 + n」は鼻母音になる。
例えば、non 。
- Φ とoe は該当するカタカナがありません。これらの発音については解説書を読んでください。 [↩]
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