語学の学習で多くの人が購入するのが、単語帳とよばれる書籍です。
英語の大学受験用に、「ターゲット」などの単語帳を買ったことがある人も多いでしょう。
フランス語に関しても、単語帳はもちろんあります。
書店のフランス語関連のコーナーに行くと、かなりのスペースを占めています。
ただ個人的には、単語帳で単語を覚えるというのは、あまり効果が無い方法だと思っています。
特に初級レベルの人が単語帳を使って1から単語を覚えるのは、時間の無駄です。
やってみるとわかると思いますが、恐ろしく非効率です。
逆に、ある程度のレベルの人だったら、それなりの使い方ができます。
例えば、基礎的な単語で抜けているものが無いのかチェックするには、単語帳はとても便利です。
まあそれでも、必須の教材かといわれれば、必ずしもそうではないと思いますが。
絵で覚えるタイプの単語帳は有効かも
ただ、イラストを見ながら単語を覚えるタイプの単語帳は、初心者でも意味があるでしょう。
部屋の中の絵やオフィスの絵などが書いてあり、フランス語の単語が書かれているようなものです。
他の外国語を学んだ時も思ったのですが、こうした、身の回りのものを学ぶ機会というのはそれほど多くはありません。
会話練習用にいくつかの単語は勉強しますが、それはほんの一部に過ぎないのです。
ですから原書で小説などを読むと、身の回りのものを表す名詞が分からなくて苦労します。
また、イラストつきで覚えると、記憶が定着しやすいという効果も期待できそうです。
ですから、身の回りのものの名前をイラストつきでまとめて覚えてしまうのは、大変効率的な学習方法だと思います。
フランス語関連でもいくつか出版されていますから、興味があったら試してみてください。
ただし、一つだけ注意したい事があります。
こうした単語帳を使うのは、つづりを見ると発音がある程度分かる段階になってからにしましょう。
この手の単語帳には、カタカナで発音が書いてあることもあります。
でも、そんなのを覚えても、あまり意味はありませんから。
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