フランス語の洋書はどんなものかと思い、ハリー・ポッターのフランス語版を買ってみました。
何でハリー・ポッターを選んだかというと、英語版を何度か読んでいて、ある程度ストーリーを覚えていたからです。
予備知識が何も無い本を読んでも、多分理解できないでしょうから。
フランス語の洋書と言っても、購入は簡単でした。
というのも、有名な本はamazon.co.jp で買えるのです。
ということで、フランス語の本を手に入れること自体は、日本中どこでもそれほど難しくなさそうです。
特別欲しい本が限定されていれば、別かもしれないですけど。
ちなみに、ハリー・ポッターのスペイン語版も一緒に買いました。
これも、似たような状況です。
フランス語の洋書に興味がある人は、amazon.co.jp の洋書のページで、フランス語と入れて検索してみてください。
かなりの数のリストが出てきます。
と思ったら、もっと便利なフランス語コーナーを発見しました。
紹介しておきます。
ちなみに、これを書いている時点の1位は「ジョジョの奇妙な冒険」の作者による漫画みたいです。
でも、なぜ?
学習者の人が勉強しやすいと思ったのかな?
事情はよく分かりません。
そして、定価は1冊3,313円もするそうです。
ちょっと高すぎじゃないかと…。
amazon.co.jp での販売価格は1,665円です。
ハリー・ポッターフランス語版
大きく脱線したので、話を戻しましょう。
予想通りですが、現在の私のレベルでは難しすぎたようです。
やっぱり、語彙が厳しいですね。
そしてこれも予想通りですが、ストーリーを知っているので、理解度は低いなりに読みすすめることが出来ました。
フランス語に限らず、学習中の言語の本を読むときには、内容を知っている本からと言うのは基本みたいです。
おそらく、内容を知らない同じレベルの本だったら、ほとんど理解できなかったでしょう。
特に、地の文に比べて一文一文が短い会話文は、読みやすいと感じると思います。
会話文だと語彙もやさしいですしね。
地の文が分からなければ、会話文だけ読んでも表現の勉強になりそうです。
地の文で書かれている部分は、日本語か英語の本で補えば良いでしょう。
ちなみに、価格は1,100円くらいでしたから、それほど高くはありません。
ペーパーバックとしては、若干高いかなあというくらいでしょう。
ただ、一緒に買ったスペイン語版が700円台だったのと比べると、若干高く感じますけど。
スペイン語版の方が、部数が多い分だけ安いのでしょうか?
フランス語版で勝手に追加
ところで、今回買ったフランス語版では、日本語には無い文が追加されています。
要するに、ストーリーを勝手に若干いじっているのです。
それは、パーシー・ウィーズリーがprefect である事を説明する部分です。
フランス語版ではハリーがprefect が何なのか理解できず、ロンに聞いています。
そして、ロンがprefect について説明するというシーンが追加されています。
原書ではハリーは説明無しにprefect という言葉を受け入れます。
ですから、こういうシーンは出てきません。
おそらく、フランスとイギリスの学校制度の違いにより、フランス人にはprefect と言うのが理解できないのでしょう。
それを補うために付け加わったシーンだと思われます。
でも、日本語訳だと勝手にセリフを足したりはしないですよね。
多分、脚注とかにして説明するのではないでしょうか。
おおらかな感じです。
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