Youtube で、アニメソングをボサノバでアレンジしている動画を見つけました。
これは面白い。
例えば、ポニョ。
このほかにも、キャッツアイとかドラゴンボール、風の谷のナウシカ、天才バカボン、サザエさんなどがあります。
基本的には「ボサノバ+フランス語」ですが、英語のものもありました。
何か不思議な取り合わせだね
でもこれ、ちょっとシニカルですよね。
ボサノバといえば、ブラジルの音楽のはずです。
でも、近年は、ブラジルでの人気は低迷して、あまり聞かれないようです。
世界的に見て、ボサノバを聴くのは日本人が圧倒的に多いのだとか。
また、日本では有名なクレモンティーヌですが、母国フランスでは全く無名の人らしいです。
その証拠に、Wikipedia のフランス語版では、クレモンティーヌの項目は有りません。
Wikipedia のフランス語版で「Clementine 」を検索すると、柑橘系の植物のページが開きます。
日本語版のクレモンティーヌのページに、フランス語へのリンクがないから、簡単に確認できますよ。
人気のないもの同士が日本で上手く組み合わさったという感じでしょうか。
結果的に、面白いものが出来ているから、これはこれで有りなのでしょうけどね。
フランスの国民的歌手…
ちなみに、このCDはamazon.co.jp などでも販売されています。
そして、そのページには、「フランスの国民的歌手クレモンティーヌ」と紹介されていました。
やれやれ。
商売のためとは言え、誇大広告をみると、興ざめしてしまいます。
個人的に彼女に何の恨みもありませんが、国民的歌手がWikipedia の項目にすらなっていないなんて、どう考えてもおかしいです。
もっとも、こういうのは昔から良く使われる手口ですけどね。
タグ: アニメソング, クレモンティーヌ, フランスの国民的歌手, ボサノバ
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